宮城県病院薬剤師会

ご挨拶

東北大学病院 眞野成康

 2024年6月1日(土)に開催された一般社団法人宮城県病院薬剤師会令和6年総会において、令和6年度・7年度の会長に選出されました東北大学病院の眞野成康です。平成24年度~27年度に続き、8年ぶりの再登板になります。当会は令和元年6月に石澤文章会長の強いリーダーシップもとで念願の一般社団法人化を果たし、次いでコロナ禍で会の運営が難しい中で、片山潤会長のもとで宮城県との連携強化を進め、全国に先駆けて病院薬剤師の確保対策の立案と実践に努めて参りました。改めてお二人の宮城県病薬に果たした功績に敬意を表します。
 新体制ではこれまでの取り組みを踏襲しつつ、第8次医療計画に基づいて医療提供体制の構築に努めて参りたいと思います。団塊ジュニア世代が65歳を超える2040年には、医療ニーズが膨れ上がる一方で医療従事者の不足が深刻になり、両者のアンバランスが最も激しい時を迎えます。病院薬剤師には医師のタスクを引き受けつつ職能を拡大すること、地域・多職種間の連携強化により薬物療法の質の向上を図ること、そしてそれらを実現するために必要な人材を確保することが求められます。そのために薬剤師の業態偏在や地域偏在を解消すべく、宮城県と一体となって実効性のある薬剤師確保に努め、かつ病棟等における業務の充実と質の向上に向けて、会員の皆様とともに取り組んでまいりたいと思います。
会員の皆様に情報共有の場を提供しつつ相互の連携や交流を推進するとともに、適切な情報提供に努めて参ります。会員の皆様の変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

東北大学病院
眞野 成康

  • 医薬品相互作用研究会

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